よもぎや菖蒲を駆邪のまじないに用い、ちまきを食べることも中国の風習です。
菖蒲が「尚武」と音が通じるため、三月のひな節句に対し、男の節句とされ、男の子らしい鯉のぼりや勇ましい武者人形と結びつきました。菖蒲湯に入るのは、身のけがれを祓い、厄払いをするためです。「軒菖蒲」という言葉がありますが、ヨモギと一緒に軒にさし、魔よけに用いました。
民話で「めしを食べない女房」というような話があります。女房の正体は鬼で、それがばれたため夫をさらいますが、菖蒲やよもぎの茂みに隠れたところ、鬼はその匂いに逃げてゆきました。
また、柏餅も縁起物で、柏は新芽が出るまで葉を落とさないところから、「家が絶えない」として尊ばれていました。菖蒲や柏餅は、厄払いの力があると信じられてきたのです。
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